パーツ・カスタマイズ選び・TVキャプチャカード
【パーツ・カスタマイズ選び・TVキャプチャカード】
パソコンでTVを視聴、録画保存するというニーズは
2017年現在ずいぶん少なくなってきており、
関連商品の数も年々減ってきています。
ただし全くそのニーズがなくなったわけではありませんし、
保存という意味ではパソコンでの録画のほうが有利と言えます。
本記事では、TV視聴用のパーツである、
TVキャプチャーカード(キャプチャボード)について説明していきます。
〈TVキャプチャカードの役割〉
TVキャプチャカードはチューナーの機能を有しています、
またそれと合わせて視聴と録画のソフトが付属している場合が多いです。
(そうでない場合は視聴ソフトを別途探す必要があります)
ですのでキャプチャカード自体は、
ほぼTVチューナーと言っても差し支えないです。
〈TVキャプチャカードのスペック〉
スペックらしいスペックが少ないパーツですが、
気にするべきポイントはいくつかあります。
【設置タイプ】
設置個所が外付けかパソコン内部(内蔵)かです。
外付けはUSB接続、内蔵はPCIExpressを利用する場合がほとんどです。
【チューナータイプ】
ワンセグかフルセグかの違いです、
簡易な外付けチューナーはほとんどが視聴しかできないワンセグタイプです。
【同時視聴(録画)チャンネル数】
複数番組録画を行う場合などに重要です、
チューナー数と呼ばれたりもします(実際同時視聴には複数のチューナーが必要)
同時録画数が多いほど構成ので高い製品となります、
しかし中には地デジやBS,CSなど放送形態を超えた
同時録画に制限がある製品もあります。
〈製造メーカー〉
ゾックス・恵安・IO-DATA・エスケイネットなどが売れ筋のメーカーですが、
あまり耳慣れない会社の方が多いと思います。
〈おすすめ・売れ筋〉
おすすめと売れ筋はピクセラのPIX-DT460です。
地デジ/BS/CSに対応しダブル録画も可能で価格が15000前後で
機能に対してコストパフォーマンスがいいのが人気の理由でしょう。
〈選び方〉
最初にメーカーと予算を決めましょう。
次に地デジ/BS/CSと自分は何を視聴・録画したいのかを考えましょう。
ここまでである程度は買うべきものが絞れてくるでしょう。
絞れてきたら接続するためのインターフェイスを確認していきましょう。
たいていがPCIExかPCIの接続になるので
自身のパソコンを見て確認しましょう。
気を付けるべきはここからです。
TV録画中にもTVを視聴したい、あるいは同時番組録画を希望する場合
必要に応じた同時番組録画可能なTVキャプチャカードが必要になります。
たとえば地デジ3チャンネルで同時録画となると、
地デジが3局以上同時に視聴できるキャプチャーカードが必要になります。
この場合、同時録画数が4チャンネルという表記があっても、
地デジが2チャンネルCS,BSが2チャンネルということも考えられます。
こういった同時録画数の記述をきちんと精査するようにしましょう。
上記スペックは商品詳細のサイトなど確認できますので、
上記利用方法をする場合には必ずチェックしてください。
〈まとめ〉
本記事では、TVキャプチャーカードについての説明を行いました。
TVの視聴に際しては必ず必要なパーツです、
また録画の場合の制約もありますので
このパーツを利用する場合には気に留めていただければと思います。