パーツ・カスタマイズ選び・CPUクーラー

【パーツ・カスタマイズ選び・CPUクーラー】
CPUの発熱を抑制するCPUクーラー、
近年はCPUにプリセットされないことも増えているため
BTOパソコンショップでも選択することも多くなりました。
本記事では、CPUクーラーについて説明していきます。

〈CPUクーラーの役割〉
その名の通りCPUを冷却するためのパーツです。
CPUはCPUクーラーなしの状態で動作させて負荷がかかってくると
簡単に100℃以上になってしまいます。
100℃以上になるとCPU自体が壊れてしまったり
マザーボードの機構で自動的に電源が落ちてしまうこともあります。
そういったことを防ぐためにCPUクーラーが必要になります。

〈CPUクーラーのスペック〉
取り付けなどに直結する内容なので、
スペックについては意識しておいた方がいいでしょう。

【タイプ】
空冷か水冷の2択です、
さらに細かく見ていくと空冷はファン・ヒートシンク併用と
ヒートシンク単体のものと2種類あります。
水冷はクーラント液を利用した簡易水冷になります、
大体がメンテナンスレスですがクーラント液が不足しだすと
異音がするようになります。

【高さ】
クーラーの高さになります、
ケースにはCPUクーラーの取り付け可能な高さが設定されているため、
この値を参考にします。

【対応ソケット】
CPUのソケットの種類によって、
CPUクーラーの取り付けるネジ穴の位置が変わります。
そのためCPUクーラーには対応しているソケットが厳密に決められています。

〈製造メーカー〉
サイズ・クーラーマスター・Corsair・ENERMAXが特に有名なメーカーです。
他にも海外を中心に様々なメーカーがあります。

〈おすすめ・売れ筋〉
おすすめはCRYORIGのCRYORIG C7です。
価格は4000円前後と少し高めですが、
ロープロファイル対応で静音性も高いため人気の商品です。

ショップでの売れ筋はサイズの虎徹 MarkII SCKTT-2000です。
比較的大型のCPUクーラーなので冷却性能が高く、
コストパフォーマンスが高いのが特徴です。
しかし、虎徹からリビジョンがアップしたばかりなので、
まだ少し値段が高く2017年6月現在、
販売価格は4500円前後になります。

〈選び方〉
始めに自分のパソコンに付いているCPUの規格を調べましょう。
CPUには規格があるのでそれに合わせて購入しないと
取り付けることができません。
商品のスペック部分などに記載されているので確認しましょう。
たとえば、LGA~と記載されています、
現在の主流CPUの規格はLGA1151/Socket AM4です。

それと自分のパソコンに取り付けることのできる
CPUクーラーの幅や高さなど事前に測っておきましょう。
*ケースの商品サイトに詳細が書かれている場合がほとんどです

最後にタイプを決めましょう、
値段でいえば空冷モデルの方が安いためコストパフォーマンスは高いです、
一方で水冷の製品は高額ですが12mmファン1基のタイプは比較的お手頃です。

ここまで終わればあとはメーカーを決めて予算に合ったものを選ぶだけです。

まとめ

CPUクーラーに関するスペックの説明や選び方についてまとめました。
値段はさほどではありませんが、
知識がないと組み込みに困る場合が多いので、
本記事の内容を留意していただければ幸いです。


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