パーツ・カスタマイズ選び・光学ドライブ

【パーツ・カスタマイズ選び・光学ドライブ】

光学ドライブ選びについて、
どの光メディアを利用するかという用途に直結するため
それに応じた光学ドライブを選択する必要があります。

〈光学ドライブの役割〉

光学ドライブは簡単に言うとCDやDVD,Blu-rayディスクといった
光メディアの読み書きをする為のパーツです。
そういった光メディアをパソコンで利用、
或いはメディア視聴する場合に必ず必要となるパーツです。

逆に必要がない場合は取り付けなくてもいいパーツです、
また、光学ドライブがないパソコンを購入しても
HDD同様外付けの光学ドライブもたくさん発売されていますので
そういったものを利用してもいいでしょう。

〈光学ドライブのスペック〉

用途に直結するスペックとそうでないものがあります、
重要な部分だけ抜粋して本項で説明します。

【対応する光メディア】
光メディアは種類が数限りなくあります、
規格がたくさんあるように見えますが
記録されている情報を読み込むという点ではどの点でも一致しているため
読み書きできる光メディアをまとめた規格というものが存在します。
現在はDVDスーパーマルチ、DVDハイパーマルチといった
DVDの各種光メディアに対応したドライブが主流です。
自分が利用するメディアが対応しているドライブを購入しましょう。

【記録層】
光メディアはディスク内部に複数の記録層を有している場合があります。
DVDは2層、Blu-rayは3層まで書き込める商品が販売されています。
光メディアの種類に加え、
記録層に対応しているかも重要なポイントになります。

例えば、
DVD2層(DL)とDVD1層(SL)のメディアに対して
ある光学ドライブはどちらも読み書き対応、
ある光学ドライブではSLのみ読み書き対応
といった場合があります。
もしあなたがもしDLのDVDを持っているなら
前者のドライブでなければ再生ができません。

上記は極端な例ですが、
用途に際してはなるべく多くのメディアが読み込めた方がいいでしょう。
書き込みに関しては用途が限定的になるため、
そちらがメインでなければ困らない程度のメディアが
書き込みに対応してればいいと思います。

【書き込み倍速】
DVDやBlu-rayの書き込みには既定の転送量があります、
それに対して何倍の速度で書き込みができるかというスペックがあります。
DVDは48倍速が、Blu-rayは6倍速がそれぞれ最高速度になります。
数値が大きいほうが転送量が増えるため書き込み時間が短くなります。
かつては高倍速の書き込みの信頼性が疑われていた時期がありましたが、
現在ではそういったことは少なくなっています。

光メディアでデータ保存を行う場合、
気にした方がいい数値と言えるでしょう。

なお用途別のパソコン構成例については、こちらをご参考くださいませ。
BTOパソコン評価:BTOパソコンの用途

〈製造メーカー〉

LGエレクトロニクス・パイオニア・東芝サムスン
LITEON・IODATA・バッファローなど沢山のメーカーが製造しています。
しかしDVDドライブの製造メーカーは価格競争で淘汰が進む一方、
Blu-rayドライブの製造メーカーはまだまだ多いです。

〈おすすめ・売れ筋〉

【DVDドライブ】
おすすめ・売れ筋共にLGエレのGH24NSD1 BL BLHバルクです。
価格はかなり安いですがトラブルも少なく評判がいい商品です。

【Blu-rayドライブ】
パイオニアのBDR-209BK/WS2 バルクがおススメかつ売れ筋です。
高級志向のパイオニアですが、
この製品は安価なラインで市場のシェアを大きく奪っています。

〈選び方〉

上記スペックの説明を参考に、
用途に応じて光学ドライブを選びましょう。
メーカーや価格など気になる部分があればその部分を重視していいでしょうし、
そうでなければ〈おすすめ・売れ筋〉の製品がおすすめです。

まとめ

本記事では光学ドライブのスペック解説を主に行いました、
細かい部分のスペック解説が主になってしまいましたが
利用に際しては気を付けなければならない箇所ですので
ご参考いただければと思います。


PAGE TOP