株・デイトレード用のパソコンが欲しい

【株・トレーダー向けパソコン】

株・トレーダー向けパソコンについて紹介していきます。

株や為替トレードは売買タイミングを逃してしまうと
大損ということもままありますので、不安なく処理を行えるくらいの
スペックを有するパソコンであるのが望ましいと言えます。
とりわけチャート表示のリアルタイム性・即時応答性が必要なので
CPUやメモリが高いスペックであることが重要です。

また、チャートや株式の情報など多数の情報を閲覧するため、
マルチモニタにする必要性も考慮しなければなりません。
その場合、映像出力がマルチモニタに対応している
パーツ選びをする必要があります。

なお、モニタの選び方については後述します。

〈ディスプレイ1台または2台の構成例〉

CPU Core i7
ケース 任意の物
マザーボード CPUに対応した任意のマザーボード
メモリ 16GB
HDD 500GB
DVDドライブ 任意の物
OS DSP版64bit
電源 ケース付属
合計 85000円~

CPUは処理能力の高いCore i7にしました。
マザーボードに映像出力端子が2つ以上あれば
2台までディスプレイ接続が可能になります。
そのためグラフィックカードの利用は任意となります、
ゲームなど多用途で利用する場合に検討して購入してください。

メモリが16GBなのはだいぶ余裕を見ています、
他の用途との兼ね合いもあると思いますが
多くて困るということもないですし16GBにしました。

〈ディスプレイ3~4台の構成例〉

CPU Core i7
ケース 任意の物
マザーボード CPUに対応した任意のハイエンドマザーボード
メモリ 16GB
SSD 240GB
DVDドライブ 任意の物
グラフィックカード GeForce GT1030程度
OS DSP版64bit
電源 ケース付属
合計 100000円~

CPUは上記同様にCore i7にしました。
マザーボードは映像出力端子が2つ以上あるものを想定し、
また電力供給の安定性や、高性能なLANポートを有していることを踏まえ
マザーボードをハイエンドマザーボードにしています。
予算が高いためSSDを搭載する余裕ができたのでSSDにしています。

グラフィックカードはゲーム用途ではない、
ローエンドのグラフィックカードを想定していますが
ゲームをする場合はこの限りではありません、
プレイするゲームに応じた任意のグラフィックカードを取り付けてください。

この構成で4画面出力を行っても、
ストレスなく利用できるスペックになっています。

5画面以上ディスプレイ出力が必要な場合には、
2枚以上のグラフィックカードが必要な場合があります。
グラフィックカードは同じグラフィックチップを使用した製品群であっても、
メーカーによって出力端子が異なるため、
購入の際に出力端子の詳細を確認して購入しましょう。

また、2枚以上グラフィックカードを接続する場合には、
マザーボードのPCIExスロットが2つ以上あるものを選ぶ必要があります。

ディスプレイのスペック・選び方

モニタは実際に見て決めたほうがいいため、
スペックはあくまでスペック的なところはありますが
知っていて損はないと思います。
重要なスペックだけ解説していきたいと思います。

出力端子

映像出力端子のことです、
マザーボードやグラフィックカードの出力端子に合うものにしましょう。
また、モニタの利用可能な出力端子に対して
コネクタが封入されてない場合があります。
その場合は別途購入する必要があります、気を付けましょう。

解像度

ディスプレイに表示する画像の精細さを表します、
解像度が高いと画面上に表示できる情報量が多くなります。

リフレッシュレート

ディスプレイが1秒当たりに表示できるコマ数の上限です、
通常Hzで表されます、大体のディスプレイは60Hzに対応しており
2014年ごろから120Hzに対応している製品が増えてきています。

グレア・ノングレア

グレアは光沢液晶のことで、外光の映り込みがあるタイプ
ノングレアはその逆に外光の映り込みが低減されているタイプ
という意味です、どちらも良し悪しがあるため
好みによって分かれる部分ではあります。

最大表示色

ディスプレイモニタがデジタル信号で制御されている以上、
表現可能な色には制限があります。
その制限下でどれだけの色を表現できるかが最大表示色です。
ディスプレイモニタの液晶パネル1つの画素につき
RGBそれぞれ8ビットの階調性を有するため、
フルカラーと呼ばれる最大表示色は1677万色になります。
一方10ビットの階調性を有する画素も存在し、
そちらのフルカラーは10億色になります。

現在の主流はこの2つの最大表示色になります。
かつては1620万色と呼ばれる疑似フルカラーの製品が主流でしたが、
現在では少なくなってきています。

値段は10ピットの階調性を有するモニターの方が高価です。

その他

・視野角
上下左右あらゆる場所からどの角度まで正常に見えるかを示す指標です

・色域
表現可能な色の領域を指します、画像編集・写真編集で重視される部分です。

・バックパネルの種類
TN,VA,IPS(各社の独自技術を含む)があり、
後述のパネルほど高価です。

モニタの選び方

実物を見た際に、気に入ったモニタにすればいいと言えばそれまでですが
モニタの選び方は具体的にどういった点を見ればいいのか、
私見ですが考慮していきたいポイントをいくつかあげていきます。

色彩や明るさ

前述のグレア・ノングレアと関係しますが、
グレア液晶は彩度が高く、白黒のコントラストが高くなっています。
ノングレア液晶はグレア液晶よりもコントラストが低いと一般的に言われます。

また、メーカーによって
バックパネルのデフォルトの明るさが異なり
LGなどはとても明るいと言われています。

グレア液晶の方が彩度が高いため目が疲れやすく
また、パネルの明るいメーカーの製品はやはり目が疲れやすいです。

モニタスタンド

購入時はあまり考慮しなくて、
使っているうちに気になっていくものとしてモニタスタンドがあります。
具体的にいうとモニタスタンドの高さ調節機能と、角度調節機能です。
いずれも自分好みに調節可能かどうかを店頭でチェックするといいでしょう。

配線回りと操作ボタン

大抵のモニタは後背部か後部側面に入力端子があります、
自分のパソコンのレイアウトに対して
接続しやすい箇所に入力端子がある方が何かと便利です。

また操作ボタンについては、
頻繁に触るものではないですが
ボタンの配置などがわかりにくいメーカーもあるので
その点をチェックするといいでしょう。

いろいろとチェックポイントを列挙していきましたが、
前述した通り、自分が使いやすいかどうかという話になります。
そのため、どういった観点でチェックすればいいかについてを列挙しました。
他にも購入時に気になる点もあると思います、
損な買い物をしないためにも下調べは十分行いましょう。

まとめ

株やトレード用パソコンについてまとめました、
ほとんどマルチモニタパソコンの説明になりましたが
モニタのスペックについて含め、参考になれば幸いです。


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