動画視聴視聴パソコンが欲しい
【動画視聴視聴パソコンが欲しい】
パソコンの使用目的として
ネットや動画視聴くらいしかしない人も多いでしょう。
ここではDVD・ブルーレイ視聴、
或いは動画のオンデマンド配信に的をしぼり
おすすめの構成を紹介していきます。
まずはパソコンの紹介の前に使用用途を考えていきましょう。
ブルーレイの視聴を行うならブルーレイドライブを
DVDだけならDVDドライブを選択したほうがいいでしょう。
また、これらのドライブは内蔵でもいいですし、
のちのち外付けのものを購入しても構いません。
動画視聴以外に用途があるなら、
そちらに関するパーツも検討していかなければなりません。
その場合取り付けるパーツによっては
ケースの大きさも変更していく必要があるでしょう。
以前はドライブの読み書きについて気にする必要がありましたが、
DVDドライブに関してはスーパーマルチドライブとか
ハイパーマルチドライブという表記がされていれば
読み書き可能で主要なメディアは読み込めます。
また、ブルーレイドライブならCD・DVD・ブルーレイの
主要なメディアのの読み込みができます。
ただしブルーレイドライブの書き込みは
製品によってはできない物もあるので
書き込みを行う場合はドライブが書き込み可能か確認してから
購入するようにしましょう。
書き込み速度などについても、
あまりに早い書き込み速度は書き込みエラーの温床であったり
そもそも早い書き込み速度自体に意味がないという話もあります。
(書き込み速度○○倍は単に転送量の話なので)
また、ライティングソフトで書き込み速度を制御できるため、
あまり気にしないで好みのメーカーのものを購入しましょう。
ドライブの話が長くなってしまいましたが、
オンデマンドのストリーミングを視聴する場合
メモリやCPUにある程度のパワーがあった方が好ましいです。
しかし想定する予算次第というところでもあるため、
まずはドライブを目的に合ったもので構成していきたいと思います。
以下が予算に応じたパーツの構成例になります。
〈6万円~〉
CPU | Core i3 |
ケース | 任意の物 |
マザーボード | CPUに対応しているマザーボード |
メモリ | 8GB |
HDD | 500GB |
光学ドライブ | 利用するメディアに対応した任意のドライブ |
OS | DSP版64bit |
電源 | ケース付属 |
合計 | 55000円~ |
予算をおさえた構成から紹介します。
この構成はネットや動画視聴くらいにしか使用しないのであれば十分でしょう。
CPUもCeleronやPentiumではオンデマンド動画の
視聴が厳しい場合があるのでCore i3としています。
メモリも4GBならもう少し安いのですが、だいぶ貧弱なので8GBとしています。
〈8万円~〉
CPU | Core i5 |
ケース | 任意の物 |
マザーボード | CPUに対応しているマザーボード |
メモリ | 8GB |
HDD | 1TB |
SSD | 240GB |
光学ドライブ | 利用するメディアに対応した任意のドライブ |
OS | DSP版64bit |
電源 | ケース付属 |
合計 | 80000円~ |
値段をおさえつつ少しランクを上げた構成を考えました。
CPUが上位モデルであるCore i5に、
HDDの容量を増やし、SSDを搭載しています。
この構成であれば普段使いするパソコンとして、
ストレスなく利用できると思います。
〈12万円~〉
CPU | Core i7 |
ケース | 任意の物 |
マザーボード | CPUに対応しているマザーボード |
メモリ | 16GB |
SSD | 240GB |
HDD | 1TB |
光学ドライブ | ブルーレイドライブ |
OS | DSP版64bit |
合計 | 120000円~ |
予算に応じて全体的なスペックアップを図っています、
CPUは上位モデルのCore i7にメモリも16GB搭載ですので
この組み合わせでは重たい処理をさせるゲームやアプリでなければ
ほぼ困らないと言えるでしょう。
オンデマンド配信もストレスなく見れると思います。
比較的予算が潤沢であるため、
ブルーレイドライブを指定していますが
使用しないのであればDVDドライブでも問題ありません。
また、普通のユーザーではメモリ16GBは
オーバースペックな可能性も高いため、
そのあたり含めて適宜調整していきましょう。
この構成をベースに、ハイエンドマシンを構成してもいいでしょう
グラフィックカードを搭載すればゲーム用マシンになりますし
サウンドカードやDACを搭載するとハイエンドオーディオマシンになりますし
その可能性は様々にあると言えるでしょう。
〈市販されているメーカーの紹介〉
光学ドライブを販売しているメーカーは数多く存在しますが、
DVDドライブメーカーは淘汰が進んでおり、
ブルーレイドライブは1強とその他のメーカーといった感じになっています。
この項目では、簡単にメーカーの解説をしていきます。
【LGエレクトロニクス】
・韓国家電メーカーの雄、テレビやモニタで有名だが
内蔵DVDドライブのシェアを1社で圧倒的に占めている
【ASUS】
ここ数年でパソコンパーツメーカーから総合機器メーカーに
華麗なる転身を遂げた台湾の巨大メーカー
【パイオニア】
・国内のメディアオーディオ機器メーカー、国産生産を堅持しているブランドで有名
【LITEON】
・台湾の光学機器・精密機器メーカー
【IODATA】
・国内の精密機器メーカー、PC周辺機器の販売については老舗中の老舗
【バッファロー】
・IODATAと双璧をなすパソコンの周辺機器メーカー、かつてはメルコという社名だった
大まかに上記のメーカーがシェア上位のメーカーになります、
上記メーカーではLGやLITEONが安価なメーカーで、
パイオニアが高価なメーカーになります。
性能差はあまりないので評判や好きなメーカー、
付属のソフト類などで決めてしまっても問題ないでしょう。
〈光学ドライブのスペックの見方〉
光学ドライブのスペックはそれほど種類があるわけではありませんが、
どういう意味かが分からないものばかりなので困ることも多いと思います。
この項目では、光学ドライブのスペックについてを解説します。
【対応メディア】
Blu-ray,DVD-ROM,DVD±R,DVD±RW,DVD-RAMなどの表記がされていると思います、
この表記にあるメディアに対応しているという意味です。
注意してほしいのはメディアの名前が似ており、
表記が大変紛らわしくなっている点です。
現状視聴だけならほぼ問題ないですが、
書き込みの際には購入した書き込み用のメディアが
対応していないという可能性は往々にしてありますので気を付けましょう。
後述の記録層とも関係していますので合わせてご一読いただければと思います。
【記録層】
片面2層、4層などといった単語を聞いたことがある人もいると思います。
メディアの記録面が何層にも分かれていて記録ができるメディアを
片面2層(DL)、3層(XL)、4層(QL)と表記されます。
たとえばDVD-ROMの片面3層対応というのは「DVD-ROM XL」と表記されます。
メディアがそういう規格であっても、
ドライブ側が対応している必要があるのは対応メディアと一緒です。
【書き込み速度】
対応メディアには書き込み速度の最大倍率が表記されています、
CDドライブ:150KB
DVDドライブ:1350KB
ブルーレイ:4500KB
がそれぞれ1倍速の書き込み速度になります、
メディア容量の大きさによって1倍速の値が異なってきます。
記録速度〇倍は上記の書き込み速度の
〇倍の速度で書き込むことができます。
SATA接続の場合の転送上限は一応ありますが、
考慮しなくてもいいでしょう。
DVD時代に32倍速が出た当初などは、
書き込みはエラーが頻発するといったこともありましたが
今ではそういった話を聞かなくなっています。
〈まとめ〉
本記事では動画視聴用パソコンとドライブの説明をしました、
BTOパソコンの紹介サイトでは、パソコンはともかく
ドライブの説明などは簡略して紹介されているサイトも多いため
ドライブの説明も併せて記載しました、ご参考いただければ幸いです。