テレビの視聴・録画ができるパソコン
【テレビの視聴・録画ができるパソコン】
テレビ視聴・録画を目的としたパソコンについて説明や紹介をしていきます。
まず、テレビ視聴・録画ををするには、
地デジチューナーというパーツが必要になります。
また、パソコンで録画する場合、
録画データは動画の生データに近い容量であるため非常に大きいです。
そのためHDDなどの保存用ドライブが複数あった方がいいでしょう。
地デジチューナーは機能をよく確認してからの購入をおすすめします。
チューナー自体に動画視聴用のソフトが付属していない場合には、
動画視聴用ソフトのセットアップが必要になりますし、
チューナーには同時番組録画の制限や
対応チャンネル(CS,BS,CATV)などのスペックがあるため、
比較的高度な知識が必要になります。
(TVチューナーに関するスペックについては後述します)
では、地デジチューナーを使用して実際にパソコンの構成を紹介していきます。
〈7万円~〉
CPU | Core i3 |
ケース | 任意の物 |
マザーボード | CPUに対応する任意のマザーボード |
メモリ | 8GB |
HDD | 1TB |
DVDドライブ | 任意の物(なくてもよい) |
地デジチューナー | 任意の物 |
OS | DSP版64bit |
電源 | ケース付属 |
合計 | 70000円~ |
予算をおさえた構成から紹介します、
と言っても低価格構成に地デジチューナーを搭載したものになります。
ただしTV視聴アプリが比較的重いことを考慮して、
メモリは余裕を見て8GBにしています。
予算があるなら録画ファイルのエンコードを見越して、
CPUをグレードアップするのが望ましいと思われます。
〈9万円~〉
CPU | Core i5 |
ケース | 任意の物 |
マザーボード | CPUに対応する任意のマザーボード |
メモリ | 8GB |
HDD | 2TB |
DVDドライブ | 任意の物 |
地デジチューナー | 任意の物 |
OS | DSP版64bit |
電源 | ケース付属 |
合計 | 90000円~ |
予算に応じてパーツを7万円の構成をグレードアップしていきます、
9万円ではCPUとHDDをグレードアップしました。
これくらいの構成ですと動画視聴以外でも、
ストレスなくパソコンを扱えるのではないでしょうか。
もう少し予算があり度のパーツをグレードアップさせるのでしたら、
SSDを増設してデータ保存用のHDDと分けたり、
メモリを増設していくといいでしょう。
〈13万円~〉
CPU | Core i7 |
ケース | 任意の物 |
マザーボード | CPUに対応する任意のマザーボード |
メモリ | 16GB |
SSD | 240GB |
HDD | 2TB |
DVDドライブ | 任意の物 |
地デジチューナー | 任意の物 |
OS | DSP版64bit |
合計 | 120000円~ |
予算に応じてパーツをグレードアップさせています。
この構成はグラフィックの部分以外はハイスペックになるので
3Dゲームや高いグラフィックを必要とするソフトの使用以外であれば
ストレスなく動作するでしょう。
SSDとHDDを分けておりメモリも16GBと潤沢なため、
ソフトもキビキビ動作することでしょう。
もう少し予算があればHDDの容量や台数を増やしてみてもいいでしょう。
TVチューナーのスペック
TVチューナーは機能としてはTVを視聴するためのパーツ、
という意味でとらえられていると思いますが
詳細なスペックについてはよくわからない人も多いと思います。
この項目ではTVチューナーのスペックについて解説し、
どういった部分に着目して購入すればよいかについて説明します。
【チューナーの接続とその種類】
大まかにいうと内蔵型が、外部接続型かになります。
内蔵型は主にPCIExpress接続のカード型、
外部接続型はUSBを利用しているスティック型か、小箱型のチューナーになります。
スティック型と小箱型の違いですが、スティック型の方が低スペックです。
内蔵型はPCIスロット、外部接続型はIEEEを利用する場合もあります。
【対応放送種別】
チューナーが地デジ・CS・BSなどの各放送に対応しているかどうかです。
視聴したい放送が対応しているかが重要です、地デジしか視聴しない場合は
ワンセグチューナー以外を選べばほぼ問題ないですが、
CS・BSに加入している場合に、
購入したチューナーが対応していないとなると悲惨です。
【同時視聴可能チャンネル数】
【同時録画可能チャンネル数】
チャンネルをいくつ同時に視聴できるか、録画できるかの数です。
視聴番組の放送時間帯が重なり視聴と同時に録画が必要な場合にも必要です。
【付属ソフト(視聴ソフト)】
チューナー単体ではテレビの視聴はできません、
視聴用のソフトが必要になります。
製品によって付属しているもの、していないものとがあります。
視聴用の付属していない場合には
視聴用のソフトを別途探し設定・インストールを行う必要があります。
こちらの設定は大変手間がかかり、またバグがたびたび発生するので、
視聴ソフトが付属しているチューナーを購入することをお勧めします。
その他
録画時のファイルのコーデック、録画ファイルのビットレート
リモート録画化可能かどうかなど細々したスペックはありますが
利用する際に影響がないのでここで名前を挙げるだけにとどめます。
まとめ
本記事ではテレビの視聴・録画ができるパソコン、
およびその際に利用するTVチューナーについての解説を行いました。
チューナーの細かい説明はすればきりがないので、
実用的な個所についてまとめさせてもらいました、参考になれば幸いです。