パーツ・カスタマイズ選び・サウンドカード
【パーツ・カスタマイズ選び_サウンドカード】
サウンドカードはパソコンの出力音声を強化してくれるパーツです、
具体的には
・スピーカーのチャンネル数の増強
・サウンドの出力サンプリングレートの増強
・デジタル出力/光デジタル入出力端子の追加
などが挙げられます。
そんなに音にはこだわりのない人には必要のない話になりますが
パソコンでよく音楽を聴いたり映画などを視聴する人は音にこだわりを
もっている方も少なくないでしょう。
サウンドカードについて説明していきます。
〈グラフィックカードのスペック〉
スペックで注目すべき点は3点です
【設置タイプ】
サウンドカードという名の通り、
サウンドカードはカード型のデバイスになりますが
設置個所が内蔵か外付けに分けられます。
内蔵の場合はPCIやPCIExスロットに、
外付けはUSBにて主に接続されます。
どちらも大きなものではないのですが、
場所を取るのを気にされるようでしたら内蔵を
取り回しの落差を選ぶようでしたら外付けをお勧めします。
【チャンネル数】
設置できるスピーカーの数になります、
サウンドシステムを組まれる人にとっては重要な個所と言えるでしょう。
ただし、マザーボード標準の音声出力は
5.1ch~7.1chまで対応しているものがほとんどですので、
利便性が伴わないかもしれません。
【出力サンプリングレート】
どれだけのスパンで音声のサンプリングを行うかの指標です、
その音声の階調性はさらにbit数で表されます。
主なメディアのサンプリングレートは以下の通りです。
CDは44.1kHz/16bit
DVD(ビデオ)は48kHz/16bit
Blu-rayは192khz/24bit
マザーボードの音声出力では、
ほぼ192kHz/24bitに対応しています。
一方でサウンドカードは対応がまちまちです、
Blu-rayを視聴する場合は192kHz/24bitに対応していないカードでは
一番いい音質の収録音声を利用することはできないでしょう。
〈製造メーカー〉
有名どころではONKYOやCREATIVE、
他にもASUSや玄人志向からも販売されています。
〈おすすめ・売れ筋〉
おすすめはCREATIVEのPCIe Sound Blaster Z SB-Zです。
価格は1万円程度で少し高くはありますが
サウンドカードメーカーでは有名なメーカーで音が良いのでおすすめです。
売れ筋はASUSのXonar DGです。
メーカーのブランド力と価格が3000円代と安いのが売れてる理由でしょうか。
出力サンプリングレートは96kHz/24bitなので注意が必要です。
〈選び方〉
まずは使用するスピーカーやその接続端子を確認し、
その端子を利用できるサウンドカードを選びましょう。
せっかく購入したパーツも接続できなかったら意味がありません。
それが確認できたら、
次に内蔵か外付けかを選択します。
設置場所や取り回しのしやすさで決めましょう。
内蔵型のサウンドカードの場合マザーボードとの接続部分の規格が
ほとんどPCIかPCIExスロットになりますが、
2017年現在発売されているマザーボードには
PCIスロットが搭載されていないものが多いので注意が必要です。
まとめ
本記事ではサウンドカードのスペック解説を主に行いました、
他のパーツと違い利用者の好みでつけるパーツですので、
詳細な解説は控えましたが
内蔵・外付けと接続ポートはしっかり意識しましょう。