自分に適したスペックを知ろう

【自分に最適なスペックは?】

自分に最適なパソコンのスペックが分からない、
どのパーツを選んでいいか分からないと悩んでる人は多いことでしょう。
そういった方の為にどのように判断してすれば良いか、
この記事で説明していきたいと思います。

まずはいきなりパーツを選んでいくのではなく
自分がパソコンで何をしたいのか使用目的を考えて検討していきましょう。

よくある使用目的で例を挙げます。

〈インターネットくらいしかしない〉

主にWEBサイトの閲覧(動画サイトも含む)、
パソコンでのドキュメント編集程度の作業を行う、といった場合は
BTOパソコンのショップで最低限の構成でいいでしょう。

ショップで一番安い商品が最低限の構成である場合が多いですが、
OSなどが搭載されていない場合もありますので注意しましょう。

特に気を付けることはないですが、CPUについては
IntelやAMDの一番グレードの低いものが搭載されている場合が多いです。
安さにこだわる場合はそのままでもいいと思いますが、
人によってはそのCPUでは非力に思う場合もあります。
そういった場合には

Intel:Pentium,Celeron→Core i3/i5
AMD:Sempron,A-4シリーズ→A-8/A-10シリーズなど

にカスタマイズするとよいでしょう

また、インターネットしかしない場合でも
HDDをSSDに変更に変更するとパソコンがキビキビと動くようになります。
現在HDDの主力商品が2TBに対して、
SSDは250GB前後の商品が主流ですので
変更すると大きく容量が少なくなってしまいますが
予算に余裕があるのでしたらHDDとSSDの構成にして
SSDをアプリやOSのインストールに、
データをHDDという風に使い分けてもいいでしょう。

〈株をやるのでディスプレイを2台~接続できる様にしたい〉

接続台数が2台かそれ以上かでケースが変わってきます。
2台の場合にはマザーボードの出力端子で賄うことができます、
現在市販されているCPUが制御できるモニタの数は2つ以上だからです。
ですのでどのCPUを利用しても2画面出力は可能です、
しかし株をやる際に使用するアプリは、
CPUのパワーを必要とする場合が多いため
一番グレードの低いCPUを利用した場合
動作が重くなる可能性が高いです。
intelであればCore i3以上、AMDであればryzen 5以上のCPUがおススメです。

3台以上ディスプレイを接続したい場合には、
グラフィックカードを追加する必要があります。
しかし株取引のアプリはグラフィック機能をそこまで追及されないため、
安いグレードのものでいいでしょう。
メーカーによっては株取引用の
4画面出力可能なグラフィックカードなども安価に売られています。
最低限の構成にそういったグラフィックカードを搭載してもよいでしょう。

*自分でパーツを追加した場合、BTOパソコンでは
保証が得られない可能性がありますのでご注意ください

〈オンラインゲームをしたい〉

オンラインゲームがしたいという事ならそれなりのスペックが必要です。
オンラインゲームには推奨環境が設定されていますので
ゲームのオフィシャルサイトなどを読んで判断しましょう。

2017年6月段階では、
GeForce GTX 1060(6GB)/1070辺りを搭載すれば、
大体のゲームはストレスなくプレイすることができます。
一部の高スペックが要求されるゲームでも設定によって
ストレスなくプレイできるでしょう。

予算に余裕があればチョイスしたグラフィックカードより
高いグレードのものを選択するといいでしょう。
グラフィックカードは2017年現在、
要求スペックの高度化が鈍くなってきており、
ハイグレードなカードの利用寿命がどんどん延びています。

GTX 1060(6GB)や1070ややお高いカードですが、
コストパフォーマンスが高いですし、
購入の際に何年使えるかを考慮すると買っても損はないと思います。

〈動画・画像編集をしたい〉

2D画像編集、デジタルカメラの現像の場合は、
CPUのパワーとメモリの容量がものをいう場合が多いです。

3D画像、動画編集の場合には、
ソフトウエアが要求をしているグラフィックカードの利用を
前提としている場合が多いです。
このグラフィックカードはゲーム用のものとは異なります、
なぜならゲーム用のグラフィックカードとは異なる処理を必要とするためであり、
通常はQuadroやFireProといったカードが使われます。

ただ対応するグラフィックカードはソフトによって異なるので、
要求スペックを見て検討したり、ソフトの利用者のサイトを参考にしましょう。
また、2Dの画像編集よりもパワーが必要になるため、
CPUや特にメモリは高いグレードのものを選択したほうがよいでしょう。

場合によってはIntel Xeonのような
ワークステーション用のCPUを用いることもあります。

〈TVを見たい〉

最近はレコーダーの容量も大きくなり、
価格がずいぶんこなれてきてるため
何かと不便なPC上でのテレビ録画は人気が下火になっています。

PC上でTVを見るためにはTVチューナーをつける必要があります。
チューナーは内蔵と外付けのものがあります。
外付けのものはワンセグの視聴のみができるものが多いため、
普通のテレビを視聴する場合には内蔵のものを利用します。
外付けのものはUSB接続がほとんどです。
内蔵型のチューナーはビデオカードのようなカード状になっており、
こちらは製品のほとんどがPCIExpressx1接続となっています。

〈その他の用途について〉

オーディオ用途でサウンドカードを搭載したり、
USBDACを取り付けたりする人もいます。

静音性を重視するために気密性の高いケースにしたり
ケース内のファンをボールベアリングファンに置き換えたりします。
或いはCPUクーラーを水冷にしたりしてもいいでしょう。

小さなパソコンがいいという人は、
拡張性はあまりありませんがスリムタイプやキューブタイプといった
小型のケースもあります。

ニーズに応じて様々なパソコンを検討してみてください。


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